3.樹種について

 

MADOXにはこだわりがあります。

 

無垢材もしくは積層材が標準です。


樹種としては米ヒバ材、ニャトー材を標準としております。

   

ヒバ材は針葉樹、ニャトー材は広葉樹となります。


米ヒバ材、ニャトー材は耐久性、耐候性に優れており、味わい深い木です。
米ヒバ材は浴室でも使用している樹種です。
 

 
           

現在は国産の、能登ヒバ(石川県)、杉(富山県、石川県)、栗(東北)等の樹種も

使用しております。

 とてもいい香りのする木です。

 

当社では、集成材は使用しておりません。

 

集成材と積層材は全く製法が異なります。

 

     
集成材はフィンガー、バット面(木部のつなぎ目)等がどこからみても見えますが、
積層材は見付(見え幅)面は無垢材のように1枚物に見えます。  

通常はこれを見込(奥行)方向に3枚を貼り合わせた3枚積層としております。

 

 

反対に集成材は材を捨てる所が少なく有効的に使えて安価です。

   

その分、つなぎ目が多く見た目にも質感的にも耐久性にも問題が残ります。

 

余談ですが、北海道地区では集成材は根本的に使用出来ません。

何故だかお分かりでしょうか・・・・?

 

それは、冬場の気象条件が大変厳しく気温が氷点下20度以上になる事も珍しくありません。

 

室内で使用している分にはいいのですが・・・

 

集成材は見付面(見幅面)が外部(室内にも)に露出している事から

 

外部面のつなぎ目が劣化をするとそこから水が浸入して来ます。

これが氷点下になると水が凍り体積が増える・・・

   

木が割れる・・・つまり膨張剥離という現象になります。

 
無垢材はその名の通りつぎ目なしの一本物です。
製材の中の王様ですね。
 
   
テーブルの天板等のように厚さが30~50mm位の寸法の木材ではなく、            
サッシの枠材、障子材は見付(幅)、見込(奥行)寸法とも大きく

これを無垢材で用意するのは樹種にもよりますが結構高価になります。

その反面、耐久性は集成材とは比較にならず抜群の性能を誇ります。
見た目にも美しく、質感も高く本物としての満足感があります。  
   
先程も述べましたが、積層材の見付(見え幅)面は無垢材のように1枚物に見えます。            

見込(奥行)方向に通常3枚を貼り合わせた3枚積層としております。

無垢材よりも手間暇がかかる為、無垢材よりもコストは高くなる事もあります。
             

また、使用する部位により無垢材、積層材を使い分けております。

 

何故かと言いますと木は「 暴れる 」とよく言います。

     
サッシ材にする前にしっかりと乾燥させて含水率を12%前後まで落としますが            

それでも天然木は動く事があります。

     

 

その為、基本的には無垢材は枠材、積層材は障子材としています。

 

枠材は躯体にビス等で固定をするので木の動きが少ない事が理由です。

 

但し、無垢材で製作できない寸法はこの限りではありません。

 

樹種としては米ヒバ材、ニャトー材を標準としております。

   

ヒバ材は針葉樹、ニャトー材は広葉樹となります。

ともに耐久性、耐候性に優れており、味わい深いですね。
米ヒバ材は浴室でも使用している樹種です。
 
今後は、出来れば国産材に比重を移してゆきたいと考えております。  
             
現在は、能登ヒバ(石川県)、杉(富山県、石川県)、栗(東北)等の樹種を使用しております。
その他、ご希望の樹種などありましたらお気軽にご相談ください。

 

 

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